７月４日は、アメリカの独立記念日。７月３日（金）は、ハッピーフライデーということでアメリカは３連休。この連休を使って、ナイアガラの滝を見に行きました。

１９８９年からアメリカで清算をしているアメックスで長年たまったマイルを初めて使って航空券、ホテル代を払いました。

航空券、ホテル代はタダだったので、今回の旅行の出費は抑えられると思いましたが、これが大間違い。ナイアガラの滝近辺なのか、カナダ全体なのか分かりませんが、カナダはとっても高かったです。

まず、飛行ルート。行きはラガーディア空港午前１０時５分発ＮＹ州バッファロー空港着のＵＳエアウェイズ３７７０便を使いました。バッテリー・パークからラガーディア空港まで、高速代がいらないブルックリン・ブリッジを使って、１５％のチップ込みで３６.４５ドル。まあまあかな。

ラガーディア空港からバッファロー空港まで飛行時間は、１時間２８分。飛行機は、通路は一つで両サイドに座席が２席ずつある飛行機。

料理とワインナイアガラの滝

乗客が全員乗り込んだところで、飛行機会社の手違いでオーバーブッキングが判明。突然、一人降りないとこの飛行機は飛べないとのアナウンスが。降りると、午後４時半の飛行機に乗れ、その上で３００ドルのバウチャーがもらえるとのこと。１５分たっても誰も手を上げません。そこで、関係者が乗り込んできて、「非常口となりの席は壊れているから、あなた降りなさい」という命令が。何を根拠に命令しているのかわかりませんが、隣に座っていた夫が、猛烈に抗議。「ＵＳエアウェイズが指定した席にたまたま乗ったのに、妻が降りろとはなんだ。妻は絶対に降りない。」と。彼の言い分も分かります。乗客の間では、そのカップルはかわいそうだという声が。３０分たっても誰も降りる意思を示す人はいません。私は、「� ��００ドルならいるかもね。」と発言。それを聞いたある夫人が、フライトアテンダントに、「もうこうなったら、バウチャーの金額を上げるしかないわよ。」と大胆発言。

結局バウチャー料金は４００ドルまであがったところで、あるカップルが降り、飛行機は無事離陸。

（北カウチンのどのスポーツを行う持ち運びにくいプレイ？）

バッファロー空港に無事到着しましたが、カナダ側のホテルまでの足を全く考えておらず、空港の広告を見て、直接電話をしました。家族４人でリムジンだと９０ドル＋α。バンだと込みこみで６０ドルということだったので、バンにしました。ナイアガラの滝近辺まで所要時間３０分。カナダ側の入国審査は、当局関係者がバンのドアを開けて簡単な質問をし、我々のパスポートをとり、入国スタンプを押しただけ。所要時間３分。そこからホテルまでは所要時間３分。

ホテルはSheraton on the Falls。マイルをケチったら、５階の景色の見えない部屋。廊下では日本人の声が。このホテルの近くにＪＴＢや近畿ツーリストの支店があったので、もしかしたら５階は日本人観光客を集めてるのかなぁと少し卑屈に。

気を取り直して、すぐに霧に乙女号に乗りに行きました。たまたまかもしれませんが、切符を買うところにはほとんど列はなく、その後、船乗り場まで結構長いコースを歩きました。船乗り場直前で、雨合羽が無料配布されていました。相当薄いビニールですが、ないよりまし。

ミシェルshimas茶色グレンズフォールズ、ニューヨーク州

霧の乙女号は満喫するのですが、ナイアガラの滝がきれいなのは、やっぱり上の方から見た風景。船で間近に行っても、まさに霧でほとんど何も見れずびしょびしょに。それでもカメラで記念撮影する人たちがいたのにはびっくり。

下船して、もう夕方なので何か食べたいのですが、ナイアガラにはあまりまともなレストランがないんです。ファースト・フードのチェーン店か、怪しい日本食レストラン、また、ハードロックカフェやプラネット・ハリウッドなどなど。あと、中華がないのにはびっくり。３日間でライスを食べなかったので、ニューヨークに戻ったときは、和食とかうどんとかが無性に食べたくなりました。

二日目は、ウォーター・パークで５時間も遊びまくりました。６歳の長女と二人乗りの浮き輪に乗って長いチューブ式の滑り台で２０回近く滑ったのは良い思いでとなりました。４歳の次女とは、波のプールや屋外プールで遊びました。

ともあれプールを満喫して、その後、徒歩で展望台タワーに登りました。エレベーターであっというまでしたが、そこからのナイアガラの滝が一番きれいでした。

その日の夜は、プラネット・ハリウッドで、なぜかファヒータを食べました。

出発の朝は、観覧車に乗って、その後、アメリカ側に徒歩で亘り、展望台でまた滝を満喫し、またカナダ側のホテルに戻って来たときと同じ会社のバンでバッファロー空港に行ってニューヨークに戻りました。

あっと言う間のナイアガラの滝見物旅行でした。